山口県立下関工科高等学校同窓会
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関東・関西地区支部設立
 

 母校は昭和十四年四月、ここ冨任の一聖地に産声をあげてから本年で七十周年を迎えます。一万七千余名の卒業生が全国各地で活躍し、名門「関工」の名を天下にとどろかせています。これほどの伝統校におきまして、意外にも、関東、東海および関西方面の同窓会支部がありません。一方、市内および県内の高等学校においてはほとんど存在しているのが現状であります。そういった中で昨年度の甲子園初出場は、同窓生の絆を深め世代を超えた交流の場としての役目を果たし、私達に明日への大きな勇気とエネルギーを与えてくれました。このことは関東、東海および関西方面の同窓会支部の創設の機運をより一層高めて参りました。

 
 
  新時代を迎えようとしている今こそ、このような交流の場が真価を発揮する時代であります。この機会を逃してはならないと痛感するとともに、未来の関工同窓会ならびに母校の発展の基盤を成す極めて重要な優先すべき課題であります。そこで、関工同窓会役員会および幹事会におきまして創立七十周年記念事業として取り組むことが提案および了承され、この活動がスタートしました。
  関東におきましては河野達男(四十一年機械卒)氏、岩本正義(四十四年機械卒)氏、関西におきましては西津一雄(二十七年電通卒)氏、井手博明(四十年機械卒)氏が発起人として推進されました。そういった中で、関東、関西および東海に在住の昭和五十五年以前に御卒業の一、一七〇名の方々に八月下旬に実施したいという御案内を差し上げたところ、二八六件の御返事をいただき、参加のご意向の御返事は関東九十五件、関西四十一件および東海二十四件でありました。そこで、この度は東海支部の設立を見送り、関東と関西に集約することになりました。また、これらの御返事は、ふるさとや母校への深い思いが感じられ、この活動の大きな推進力になりました。一方、衆議院選挙や準備の都合上時期を変更いたしました。その後、西津氏、井手氏、岩本氏のお世話によりトントン拍子に事が進み、平成二十一年十月四日(日)十三時より関東および関西で同時開催することになりました。
  正式名称は今後の展開を配慮して関工同窓会関東地区支部および関工同窓会関西地区支部といたしました。また、それぞれのエリアは、関東地区支部については東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、福島県、神奈川県および静岡県とし、関西地区支部については大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、滋賀県、福井県、和歌山県、愛知県、岐阜県および三重県としました。
 
 
  関東地区支部設立総会は、ホテルパシフィック東京で開催され、来賓として山口県東京事務所所長藤井哲男様ならびに山口県立下関工業高等学校校長山口和也様をお迎えしました。また、古田賢造会長、事務局から木原(四十九年電気卒)氏と田村(六十年機械卒)氏が出席し、総勢六十名の出席がありました。そして、支部長には河野氏、幹事長には岩本氏、その他に十二名の方々が役員に就任しました。
関西地区支部設立総会は、京都タワーホテルで開催され、来賓として関西山口県同郷会幹事長重村清様、山口県大阪事務所所長大岡春男様、京都山口県人会会長佐伯紘史様、山口県立下関工業高等学校教頭甲斐孝幸様をお迎えしました。また、河本晴夫副会長(四十年機械卒)、事務局から小泉(四十六年金属卒)氏と山崎(五十三年機械卒)氏が出席し、総勢四十四名の出席がありました。そして、支部長には西津氏、幹事長には井手氏、その他に十五名の方々が役員に就任しました。
  両支部とも、校歌斉唱に始まり総会および懇親会が行われ大盛況でありました。その様子は山口新聞の記事を御覧いただくとよく分かります。是非、御一読ください。